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大型店舗の賃料鑑定 規模補正について

土地の場合、大規模地になると、単価ベースで見て規模減価が通常必要となります。大型店舗は標準的規模の店舗に対して規模格差があるのか、あるとしたらどの位になるのかについて少し前に調査しました。県内全域から1000㎡以上の店舗事例を抽出すると多くはありませんが複数集めることができました。

その大型店舗の賃貸事例と築年が同程度で同階層の周辺における標準規模店舗(大体70~80㎡位)の賃貸事例多数から平均賃料単価を求めました。その両方の賃料単価格差を規模格差としました。これを収集した大型店舗の賃貸事例全てについて調べたところ1000~2000㎡の大型店舗の標準的規模(約70~80㎡)店舗賃料との規模格差は△20~△30%程度という結果になりました。

大型店舗の比準賃料を求める場合に、周辺の標準的規模店舗賃貸事例と比較して求めている場合には、規模格差が入っているかどうかしっかり検討する必要があります。

あいきの賃料鑑定

 

 


 

 

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