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病院の鑑定 赤字額にビックリ

ある医療法人から病院購入のための鑑定依頼がありました。対象不動産は都心にある大型病院でしたので、話を伺ったところ評価額は相当の額になると思いました。

病院は評価の難度が高いといわれています。対象不動産については、現実の建築費用を基に積算価格を求めました。収益価格については対象物件で病院事業を運営するとした場合の収支計画を依頼者から頂き、そこから不動産に帰属する収益を割り出して、その収益を還元して収益価格を求めました。これらの価格から求めた鑑定額は50億円近くになりました。

ところで、対象不動産を鑑定するにあたって病院市況について調査しましたが、驚いたことがあります。 まず、全国の病院における収支金額が100床あたり平均で平成23年△5,509千円、平成27年△18,754千円と赤字で、たった5年間で赤字額が3.4倍にも膨らんでいます。国民医療費の対国民所得比率は、平成元年6.15%、平成24年11.17%とこの20年間で約2倍になっています。

国の医療費抑制や病床規制といった制約があり、病院の収入は大幅な増加が見込めない状況にあります。他方で、人件費や薬品費等の材料費が増加し続けており、病院の経営環境は厳しさを増しています。病院の倒産理由はかつて放漫経営、設備過剰、売上げ不振の順でしたが、近年は売上げ不振、放漫経営、設備過剰の順に変化しています。

病院の鑑定のご相談ならあいきへ  

 
あいきの不動産鑑定 ご利用者様の声

大学職員 匿名希望様

不動産購入契約を行うのに先だち、鑑定をしていただき、提示された価格が割安であることの確認が出来ました。
また今後の監査においては、信頼出来る鑑定額と比較して説明することで、その取引が正しかったことを無理なく理解していただくことが出来ました。
~ 当社より ~
ありがとうございます。
大型施設の鑑定ですので今後の経営上の成否に影響する程度も甚大と思います。今後も研鑽を積んで参ります。
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