<コラム>
神戸圏 現在の不動産価格概況メモ(2005.10.1)
1.住宅
(1)マンション
近畿圏における新築マンション成約価格は緩やかな上昇傾向にあると見られる。
中古マンション成約価格は安定しておりようやく大底圏に入ったと見られる。
神戸市についても中古マンション価格について大底圏に入ったと見られる。
(2)戸建
中古戸建の成約件数は前年比で減少し続けており成約価格も下落している。兵
庫県下の取引件数は増加しているが成約価格は下落しており、弱含み傾向が見ら
れる。新規登録物件の件数・価格については上昇している。
(3)メモ
都心回帰現象の現れと考えられる。都心に居住を考える場合、戸建より利便性・
セキュリティ・維持について有利性のあるマンションを選択するためと考えられ
る。売手については不動産市況の回復傾向から戸建についても強気のようである。
2.賃貸オフィス
(1)神戸の賃貸オフィス市場の需要は沈滞している。1999年以降継続している。
空室率については17〜18%台で推移しており全国的にみて非常に高水準であ
る。内訳は「元町」ゾーンは2期連続の空室率上昇、「三宮」ゾーンは4期連続
低下、全体としては3期ぶりの改善となっている。ただ、20坪前後の小規模新
設ニーズは増加しており移転全体の4割に昇っている。今後大型供給が数棟ある
が市場活性化に繋がることが期待される。
(2)メモ
H17地価調査では中央区の商業地について6ヵ所も横這い地点が現れた。事
務所需要は弱く、店舗用地のマンション用地転換以外に純粋に店舗需要が回復し
ているのだろうか。今後分析してみたい。
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